Netflixオリジナルの「マイナーだけど超面白い」サスペンスドラマ10選
Netflixには数えきれないほどのドラマが配信されていますが、派手に話題になるのはごく一部。
しかし実際には、「なぜこれがもっと知られていないのか?」と思うほど完成度の高いサスペンス作品が数多く眠っています。
今回は、そんな“隠れた傑作”サスペンスドラマ10本を紹介します。
どれも一度ハマると抜け出せない、じわじわと恐怖や不安、そして真実への興奮が込み上げてくる名作ばかりです。
『ザ・ストレンジャー:見知らぬ男』
見知らぬ女が告げる一言が、すべてを壊す。
イギリス発の心理スリラー。
ごく普通の父親が、謎の女から妻に関する衝撃の秘密を聞かされたことをきっかけに、人生が一変していく――。
ストーリーの緻密さ、英国特有の乾いた空気感、そして“嘘と真実”の境界が曖昧になる演出が見事。
1シーズン完結なのでテンポよく観られます。
『SAFE 埋もれた秘密』
『デクスター』のマイケル・C・ホール主演。
娘の失踪を追う父親が、平穏に見える郊外のコミュニティに潜む闇を暴いていくサスペンス。
秘密を抱える住人たち、すれ違う証言、そして次第に浮かび上がる「誰も信じられない」構図が秀逸です。
全8話という短さもあって、映画のような完成度を誇ります。
『女刑事マーチェラ』
元刑事のマーチェラが、連続殺人事件の真相を追う中で、自分の“記憶の欠落”という闇に飲み込まれていく物語。
主人公が抱えるトラウマや精神的な不安定さが、事件そのものと密接に絡み合っていく構成が見事。
「犯人を追う」だけではなく、「自分の心の闇と戦う」サスペンスとして高い完成度を誇ります。
『コラテラル 真実の行方』
1人の配達員が射殺された事件をきっかけに、社会の構造・移民問題・政治の闇にまで切り込んでいく社会派サスペンス。
主演は『ドクター・フー』のケイリー・マリガン。
4話完結という短い尺ながら、英国らしい緊張感と重厚なテーマが凝縮されています。
『The OA』
7年間行方不明だった女性が突然帰還する。彼女は“死後の世界を見た”と語り始める――。
SF・哲学・ミステリーが交錯する異色のサスペンス。
“説明しすぎない構成”と“映像美”が特徴で、Netflixオリジナルの中でも最も議論を呼んだカルト的人気作品です。
不穏で美しい。まさに「観る体験」です。
『Mindhunter(マインドハンター)』
1970年代のFBI。連続殺人犯の心理分析(プロファイリング)を確立していく捜査官たちの実話ベースのドラマ。
デヴィッド・フィンチャー製作総指揮。
静かで冷徹な演出、異常犯罪者との会話の異様な緊張感――すべてが一級品。
表面的な暴力描写よりも、「狂気が日常に潜む」恐怖を描いた名作です。
『クリミナル: イギリス編』
尋問室という“ワンシチュエーション”だけで展開される異色のサスペンス。
警察官と容疑者の心理戦、会話の一言一言に隠された罠。
限られた空間で最大限の緊張を生み出す脚本と演技力は圧巻です。
舞台的な構成が好きな人にもおすすめ。
『瞳の奥に』
不倫、友情、そして“超常現象”。
一見ラブサスペンスのようでいて、ラストにすべてのジャンルを裏切る展開が待っています。
「Netflix史上もっとも予想外のラスト」と言われた作品。
一度観たら、誰かにネタバレしたくてうずうずするはずです。
『The Sinner―隠された理由―』
普通の主婦が、海辺で突然見知らぬ男を刺殺する。
「なぜ彼を殺したのか?」を軸に、過去の記憶・心理・罪悪感が掘り下げられていく異色の心理サスペンス。
ビル・プルマン演じる刑事の冷静さと、徐々に明かされる真実のバランスが絶妙です。
各シーズンで事件が完結するアンソロジー形式も観やすいポイント。
『Reptile―蜥蜴―』
ベニチオ・デル・トロ主演のNetflixオリジナルスリラー。
一見地味な殺人事件が、じわじわと巨大な陰謀へと繋がっていく過程を描く。
刑事の視点で進む重厚なストーリーと、静かに狂気が進行する演出が印象的です。
音の使い方や構図も美しく、映像作品としての完成度が高い一本。
緻密な構成、静かな狂気、そして“余韻”
ここで紹介した10作品は、どれもSNSでバズったり大々的に宣伝されたわけではありません。
しかしその多くは、「演出」「心理描写」「脚本構成」が非常に洗練されています。
サスペンスの魅力は、“事件”ではなく“人間”にあります。
真実を暴くことよりも、その過程で揺らぐ心・信頼・愛情がドラマを生みます。
Netflixの巨大なカタログの中で埋もれている名作を掘り出す楽しみは、まるで宝探し。
ぜひ、気になる作品を再生リストに加えてみてください!
