映画『Mr.&Mrs. スミス』夫婦ゲンカは命がけ!?バカ映画の最高傑作!!

『Mr.&Mrs. スミス』は、2005年に公開された、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー主演のアメリカ映画です。アクション、コメディ、ロマンスの要素を併せ持つ作品で、互いに正体を隠した暗殺者夫婦の物語を描いています。

• ジョン・スミス：ブラッド・ピット
• ジェーン・スミス：アンジェリーナ・ジョリー
• エディ：ヴィンス・ヴォーン
• ベンジャミン・ダンズ：アダム・ブロディ

• 監督：ダグ・リーマン
• 脚本：サイモン・キンバーグ

運命的な出逢いののち、電撃結婚をして“Mr. & Mrs. スミス”となったジョンとジェーン
しかし、お互いに重大な秘密を明かしていなかった。
2人の正体は、別々の組織に所属する凄腕の暗殺者。
お互い相手に正体を知られないように結婚生活を送っていたが、ある日ミッション先でバッタリでくわしてしまう。正体がバレたら、愛する相手でも48時間以内に始末しなければならないのが、この世界のルール。2人は一瞬にして暗殺者モードに突入し、巨大組織を巻き込んだ想像を絶する戦闘へとエスカレート！

公式サイトより引用：https://www.20thcenturystudios.jp/movies/mr-and-mrs-smith

暗殺者夫婦が互いの正体を知らぬまま恋に落ち、ライバル組織に属して激突する――こんな突飛な設定を軸に、アクションも笑いもたっぷり詰め込んだ『Mr.&Mrs. スミス』。観る者を引き込むのは、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットという豪華キャストの共演、そして繰り広げられる派手で痛快なアクションシーン。本作をまだ観たことがない人も、久々に楽しみたい人も、ぜひ一緒にこの「バカ映画」の魅力を再確認してみましょう！

最初の出会いでジョン（ブラッド・ピット）はジェーン（アンジェリーナ・ジョリー）に一目惚れし、彼女を助けます。しかしその背後には、互いにスパイとしての本能が働いていました。ジェーンは自身の身を隠すためジョンを利用したものの、その中で心が揺れ動いたのも確か。恋に落ちた二人はお互いの正体を隠したまま結婚生活を始めます。

しかし、暗殺者としての過去や現在の任務をお互いに共有することはできないため、仕事の話題は避け、結婚生活は薄っぺらい会話とすれ違いに満ちたものに。それでも、お互いが愛し合っていることはどこかで分かっている――そんな微妙な緊張感が映画の冒頭を彩ります！

『Mr.&Mrs. スミス』の魅力の一つは、何といっても圧巻のアクションシーンです。特に、夫婦喧嘩がエスカレートして家中を壊し合うシーンは、映画史に残る名場面でしょう。鍋やフライパンを投げ合うだけでなく、銃撃や爆発まで盛り込んだカオスな展開には笑いが止まりません。

ジョンは動物的なカンの鋭さで修羅場をくぐってきた一匹狼の殺し屋、ジェーンは計画的に物事を進める暗殺チームのリーダー、後半では真反対の二人が手を組み、敵対組織の襲撃を切り抜ける場面が登場します。息の合ったコンビネーションと迫力満点のアクションは、まさに二人の絆が復活した証。これらのシーンは、「ただのアクション映画」ではなく、愛の物語でもある本作の本質を垣間見せてくれます！

本作はアクションだけでなく、随所に散りばめられたユーモアが魅力です。夫婦間のすれ違いや皮肉たっぷりの会話が思わずクスリとさせます。また、互いの正体が暴かれた後のぎこちないやり取りや、どこか不器用ながらも再び信頼を築こうとする姿には、ロマンス映画としての温かみも感じられます。

アンジェリーナ・ジョリーのセクシーさとブラッド・ピットの軽妙な演技が絶妙に噛み合い、コメディ要素を引き立てるのもポイント。真剣なアクションとおちゃめな笑いが見事に共存することで、『Mr.&Mrs. スミス』はただの「バカ映画」を超えたエンターテインメント作品となっています！

『Mr.&Mrs. スミス』は、何も考えずに楽しめる痛快なアクション映画でありながら、夫婦の愛と信頼の再構築というテーマも描いています。派手でユーモラスなアクションシーン、美しい映像、そして豪華キャストの魅力が詰まった本作は、「バカ映画」の名作と呼ぶにふさわしい一作。

悩むことなく笑って楽しめる映画を探している人、またはちょっとしたロマンス要素も味わいたい人にぴったりです。この年末、ぜひ『Mr.&Mrs. スミス』をもう一度観て、笑いと興奮に満ちたひとときをお過ごしください！

tarumaki

ゲーム制作会社で働いてます。

最新作から過去作まで好きな作品を紹介して、少しでも業界の応援になればと思いつつに書いていこうと思います。 基本的に批判的な意見は書かないようにしています。