映画『ミッション：インポッシブル』限界を超える挑戦！シリーズの魅力を紹介

『ミッション：インポッシブル』シリーズは、トム・クルーズ主演の大人気スパイアクション映画シリーズです。元々は1960年代に放送されたテレビドラマ『スパイ大作戦』を基にしており、不可能と思える数々のミッションに挑むスパイ組織IMF（Impossible Missions Force）のエージェント、イーサン・ハントの活躍を描いた作品。

• イーサン・ハント：トム・クルーズ
• ルーサー・スティッケル：ヴィング・レイムス
• ベンジー・ダン：サイモン・ペッグ
• ジュリア・ミード：ミシェル・モナハン

• 監督：ブライアン・デ・パルマ（１作目）
• 監督：ジョン・ウー（２作目）
• 監督：J・J・エイブラムス（３作目）
• 監督：ブラッド・バード（４作目）
• 監督：クリストファー・マッカリー（５～８作目）

シリーズを通して、イーサン・ハントと彼のチームは、世界規模の危機を阻止するために、様々な敵と戦っていく。テロリスト、裏切り者、犯罪組織など、敵の正体は様々ですが、イーサンたちは高度なスパイ技術、変装、格闘術、そして最新のガジェットを駆使してミッションを遂行していきます！

全８作品があり基本的には１つで完結しているためどこから見ても楽しめます！最新作の「ミッション：インポッシブル／デッドレコニング」「ミッション：インポッシブル／ファイナルレコニング」話が繋がっています。

27年にわたって観客を驚かせ続けている『ミッション：インポッシブル』シリーズ。アクション映画の枠を超えた、息を呑むスタントやドラマ性で、多くのファンを魅了しています。主演のトム・クルーズが体を張り、挑み続けるアクションの数々や、チームの絆で紡がれる物語。これらの要素がどうしてここまで愛されているのか、本シリーズの魅力を掘り下げていきましょう。

『ミッション：インポッシブル』シリーズの最大の特徴といえば、トム・クルーズの「ノースタントアクション」。

例えば、第4作『ゴースト・プロトコル』では、世界一高いビル、ブルジュ・ハリファの外壁をよじ登り、第5作『ローグ・ネイション』では離陸する飛行機にしがみつく離れ業を披露しました。最新作『デッドレコニング PART ONE』では、バイクで崖から飛び降りるなど、毎回観客の度肝を抜く新たな挑戦を見せています。

さらに驚くべきは、その徹底したリアル志向。足首を骨折しても6週間で復帰し、骨折した瞬間のシーンをそのまま映画に採用するなど、トム・クルーズのプロ魂には感服せざるを得ません。観客に「本物」を届けるための姿勢が、作品の迫力に直結しています。

このシリーズが単なるアクション映画ではない理由のひとつが、物語に散りばめられた「人情」です。

主人公イーサン・ハントは、スパイとして世界を救う任務を担う一方で、仲間や愛する人々への深い愛情が描かれています。『ミッション：インポッシブル3』では、婚約者ジュリアを守るために危険な任務に挑み、『フォールアウト』では、彼女との再会で人間味あふれる一面が描かれました。

また、シリーズを通して登場する相棒ルーサーやベンジー、そしてイルサをはじめとする仲間たちとの絆が物語の核となっています。イーサンがチームとともに困難を乗り越える姿は、「一人で成し遂げるスパイ映画」とは一線を画し、「仲間とともに挑む物語」として特別な輝きを放っています。

『ミッション：インポッシブル』シリーズは、激しいアクションが描かれるにもかかわらず、流血シーンを最小限に抑えています。

これは、作品が多くの観客に楽しんでもらえるエンターテインメントであることを重視しているからでしょう。激しい戦闘や危険な任務に挑む中で、リアルな痛みや流血を描写する手法もありますが、本シリーズではそれを控えめにしています。

例えば、手に汗握るトイレでの戦闘シーン（『フォールアウト』）でも、過剰な流血はありません。この控えめな描写が、家族で楽しめる映画としての幅広い人気を支えています。

『ミッション：インポッシブル』シリーズは、アクション映画としてのスリルと興奮だけでなく、仲間との絆や人間味あふれるドラマを兼ね備えた作品です。トム・クルーズの限界を超える挑戦と、流血を抑えた配慮が多くの観客を魅了し、老若男女問わず楽しめるエンターテインメントとなっています。

次回作では、どんな新たな挑戦が待っているのでしょうか？映画館で心を踊らせ、イーサンとその仲間たちの次なるミッションを見届けてください！

tarumaki

ゲーム制作会社で働いてます。

最新作から過去作まで好きな作品を紹介して、少しでも業界の応援になればと思いつつに書いていこうと思います。 基本的に批判的な意見は書かないようにしています。