タイムリープアニメ好きが選ぶ!本当に面白い神アニメ13本まとめ

『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年に放送されたオリジナルアニメで、可愛らしいキャラクターデザインからは想像もつかない、衝撃的な展開で大きな話題を呼んだ作品です。
物語の主人公は、ごく普通の中学生、鹿目まどか(かなめまどか)。彼女と親友の美樹さやか(みきさやか)の前に、ある日、謎の生き物キュゥべえが現れます。キュゥべえは、「魔法少女になって願いを叶えれば、どんな願いでも叶えてあげる」と誘いをかけます。しかし、魔法少女になるということは、魔女と戦う過酷な運命を背負うことでもありました。
この作品は、魔法少女というジャンルの常識を覆すような、ダークで哲学的なストーリーが特徴です。友情や希望、絶望といったテーマが深く掘り下げられ、観る者に強い衝撃と感動を与えました。可愛らしい絵柄とは裏腹に、人間の心の闇や残酷な運命が描かれていて、一度見たら忘れられない、強烈なインパクトのあるアニメです!
『涼宮ハルヒの憂鬱』は、谷川流さん原作のライトノベルがベースになった、2006年に放送された(厳密には放送順がちょっと特殊なんですが)アニメです。主人公は、「この世界はつまらない!あたしを見つけて!」と願う、ちょっと変わった女子高生・涼宮ハルヒ。彼女が設立した謎の部活「SOS団」を中心に、ありえない事件や騒動が次々と巻き起こる、学園SFコメディです。
SOS団のメンバーは、ハルヒを含めて5人。宇宙人、未来人、超能力者といった、普通じゃないメンバーが揃っていて、彼らの正体や目的も物語が進むにつれて明らかになっていきます。日常的な学園生活の中に、突如としてSF的な要素が入り込んでくる、そのギャップがこの作品の魅力の一つです。
「閉鎖空間」とか「朝比奈みくるの冒険」とか、印象的なエピソードもたくさんあり、一見するとただのドタバタコメディに見えるんですが、実は世界の根幹に関わるような、シリアスな謎も隠されているんです。ハルヒの予測不可能な行動と、それによって引き起こされる非日常的な出来事に、目が離せなくなること間違いなしです!

『変態王子と笑わない猫。』は、さがら総さん原作のライトノベルが元になったアニメです。主人公は、表向きは真面目なフリをしているけど、実はちょっぴりスケベな高校生、横寺陽人(よこでらようと)。ある日、彼の頭の中の煩悩がダダ漏れになってしまうという、とんでもない悩みを抱えることになります。
陽人と月子は、お互いの悩みを解決するために協力していくうちに、奇妙な関係を築いていきます。周りの個性的な友達も巻き込みながら、色々な騒動が起こったり、ちょっと切ない出来事があったりする、青春ラブコメディです。タイトルのインパクトとは裏腹に、意外と繊細な心の動きとか、もどかしいけど甘酸っぱい恋愛模様が描かれているのが魅力です!
『未来日記』は、えすのサカエさん原作のサスペンスアクションアニメで、2011年に放送されました。主人公は、引きこもり気味で周りのことを携帯の日記に記録するのが趣味の高校生、天野雪輝(あまのゆきてる)。
ある日、雪輝は自分の日記に未来の出来事が書かれていることに気づきます。なんと、それは時空王デウス・エクス・マキナによって与えられた「未来日記」!しかも、雪輝を含めて12人の人間がそれぞれ異なる未来が書かれた日記を持っていて、彼らは次期神の座をかけて、最後の一人になるまで殺し合うという、とんでもないサバイバルゲームに巻き込まれてしまいます。
雪輝は、同じく未来日記の所有者である、彼に異常な愛情を寄せるヤンデレ美少女、我妻由乃(がさいゆの)と行動を共にしながら、他の日記所有者たちとの予測不能なバトルを繰り広げていきます。
未来がわかる日記を駆使した、頭脳戦やアクションシーンが見どころで、雪輝のヘタレっぷりからの成長や、由乃の狂気的な愛情表現も話題になりました。先の読めない展開に、ハラハラドキドキが止まらないアニメです!
『夏のあらし!』は、小林尽さんの漫画が原作で、2009年にアニメが放送されました。舞台は、とある海沿いの寂れた喫茶店「方舟」。主人公の高校生・八坂一(やさかはじめ)が、そこで働くミステリアスでちょっと不思議なウェイトレス・嵐山小夜子(あらしやまさよこ)と出会うことから物語が始まります。
物語は、一と嵐山さんを中心に、喫茶店に集まる個性的な仲間たちとの日常を描きながら、嵐山さんの過去や、彼女が現代に現れた理由などが徐々に明らかになっていきます。タイムスリップを繰り返す中で、過去の出来事が現代に影響を与えたり、逆に現代の行動が過去を変えてしまったりと、SF的な要素も満載です。
一見すると、夏の海辺を舞台にした青春コメディっぽい雰囲気もあるんですけど、実は切ない過去の物語や、時間SFならではの複雑な展開もあって、色んな要素が楽しめる作品です。嵐山さんのちょっとレトロで儚い魅力と、一をはじめとする周りの人たちのコミカルなやり取りが、独特の空気感を作り出しているアニメです!
『パンチライン』は、2015年に放送された、ちょっと変わった設定のオリジナルアニメです。主人公の伊里達遊太(いりだつゆうた)は、ある日突然、幽体離脱してしまう能力に目覚めます。しかも、幽体離脱している間に女の子のパンツを見ると、地球が滅亡してしまうという、とんでもない制約付き!
幽体離脱した遊太が、女の子たちのプライベートな空間を覗き見してしまうという、ちょっとお色気要素もありつつ、シリアスな地球滅亡の謎や、それぞれのキャラクターが抱える秘密が絡み合っていく、予測不能なストーリーが展開される作品です。
監督は上村泰、脚本は打越鋼太郎、SFミステリー要素も本格的。笑いあり、ちょっぴりエッチなシーンあり、そして衝撃的な展開ありの、最後まで目が離せない作品です!
『僕だけがいない街』は、三部けいさんの漫画が原作で、2016年にアニメ化されたサスペンス作品です。
タイムリープっていうSF要素がありつつも、子供たちの友情、親子の愛情、事件の真相に迫るドキドキ感など、様々な要素が詰まっており、見応えバッチリの作品となっています。
犯人は一体誰なのか?過去を変えて、無事に未来を変えることができるのか?ハラハラしながら見ること間違いなしの作品です!
『Charlotte(シャーロット)』は、KeyとP.A.WORKSが再びタッグを組んで制作した、2015年放送のオリジナルアニメです。思春期のごく一部の少年少女にだけ発症する特殊能力を持つ主人公・乙坂有宇(おとさかゆう)が、ひょんなことから同じ能力者である友利奈緒(ともりなお)と出会い、能力者たちを守るために奔走する物語です。
Key作品らしい、切なさや感動、そして先の読めない展開が魅力の作品で、特殊能力をテーマにしながらも、少年少女たちの葛藤や成長、そして絆を描いた青春物語です。
『時をかける少女』は、筒井康隆さんのSFジュブナイル小説が原作で、これまで何度も映画やドラマになっている作品です。特に有名なのは、1983年の大林宣彦監督、原田知世さん主演の実写映画と、2006年の細田守監督によるアニメ映画です。
大林監督の映画は、尾道を舞台にした青春映画で、原田知世さん演じる女子高生の芳山和子が、ひょんなことから時間を移動する能力「タイムリープ」を手に入れる物語です。彼女がその力を使って、過去の出来事をやり直したり、未来を少しだけ覗いたりする中で、様々な経験を通して成長していきます。ノスタルジックな映像美と、ちょっと切ない青春模様が印象的です。
『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』が描く100年の旅──「心をこめて歌う」その意味を知ったとき
『Vivy -Fluorite Eye’s Song-(ヴィヴィ -フローライトアイズソング-)』は、2021年に放送されたオリジナルアニメ作品です。AI(人工知能)が普及した近未来を舞台に、史上初の自律人型AIであるヴィヴィが、100年後の未来から来た謎のAI・マツモトと出会い、共に「AIが人類を滅亡させる」という歴史を改変するための壮大なミッションに挑むSFヒューマンドラマです。
ヴィヴィは、ニアーランド遊園地のキャストとして、人々の心を歌で「幸せにする」ことを使命としていますが、マツモトとの出会いをきっかけに、歌うAIとしての自分、そして歴史を変える使命との間で葛藤しながら、様々な時代で起こるAI関連の事件に関わっていきます。
このアニメは、WIT STUDIOによるハイクオリティな映像と、魅力的なキャラクター、そして予測不能なストーリー展開が大きな見どころです。AIと人間の関係性、歌に込められた想い、そして未来を変えることの重さなど、様々なテーマが織り込まれており、感動と興奮を与えてくれる作品です。
『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』は、2011年に放送されたSFアドベンチャーアニメです。舞台は2010年の秋葉原。厨二病をこじらせた大学生の岡部倫太郎、通称オカリンが、「未来ガジェット研究所」というヘンテコなサークルで、用途不明な発明品を日々作り出しています。
そんなある日、ひょんなことから過去にメールを送れる「タイムマシン」を発明してしまいます。世紀の大発明に興奮したオカリンは、興味本位で過去への干渉を繰り返しますが、その行動が、やがて世界を巻き込む大きな悲劇へと繋がっていきます。
タイムリープを繰り返しながら、オカリンは悲劇を回避するために孤独な戦いを強いられます。果たして彼は、運命を乗り越え、最悪の未来を変えることができるのでしょうか?
SF要素満載の予測不能な展開と、個性豊かなキャラクターたちの魅力が詰まった、見応えのあるアニメ作品です!
湯浅政明監督、ついにノイタミナに参戦!
「画が動く、その様自体が気持ち良い」という、アニメーション本来のプリミティヴな魅力を常に放ち続けるアニメーター・湯浅政明監督が、遂に“ノイタミナ”に参戦します。
手がけるのは初の小説原作。森見登美彦による『四畳半神話大系』です。意外にも、森見作品としても本作が初の映像化となります。脚本には、京都を拠点として日本各地で活躍する劇団ヨーロッパ企画の上田誠。映画化もされた『サマータイムマシン・ブルース』や『曲がれ!スプーン』(原作:冬のユリゲラー)など、オフビートな笑いの中に張り巡らされた精緻な仕掛けで、演劇界のみならず熱い注目を集めています。アニメの脚本を手掛けるのは今回が初。
そして、キャラクター原案には、昨年発売した自身初となる画集「Blue」が6万部を超えるベストセラーとなっている中村佑介。彼もまた、アニメのキャラクターを初めて手掛けます。ノスタルジックさと新しさが同居するムードたっぷりのデザインで、個性豊かなキャラクターたちの姿が彩られました。そして制作には、2009年の大ヒットアニメ『サマーウォーズ』を作ったマッドハウス。絵コンテ、演出、作画監督を1人のアニメーターが担当することもあるという、TVアニメとしては特殊な制作体制を敷く「湯浅組」に、様々な分野で活躍するクリエイターたちが集結しました。
『サマータイムレンダ』は、和歌山県の離島を舞台にした、タイムリープもののサスペンスアニメです。
主人公の網代慎平(あじろしんぺい)は、幼馴染の小舟潮(こふねうしお)が亡くなったという知らせを受け、故郷の島に戻ってきます。
しかし、潮の死には不審な点が多く、さらに島では「影」と呼ばれる、自分と瓜二つの姿をした不気味な存在が出没し始めます。慎平は、潮の死の真相を探るうちに、何度も同じ時間を繰り返すタイムリープに巻き込まれてしまうのです。
島に隠された謎、次々と起こる不可解な事件、そしてタイムリープのループから抜け出すための慎平の奮闘が描かれていきます。影の正体とは何なのか、潮は本当に事故で亡くなったのか、そして慎平は未来を変えることができるのか。
繰り返される夏の日々の中で、慎平は様々な人々と出会い、協力しながら、島の異質な現象に立ち向かっていきます。スリリングな展開と、予測不能な謎解きが魅力の、見応えのあるアニメ作品です。