アニメ『転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます』:チートすぎる転生王子の無双ライフ
画像はBANDDAI CHANNELより引用:https://dainanaoji.com/
作品情報
『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』は、謙虚なサークルによる異世界転生ファンタジー作品です。2019年10月に「小説家になろう」で連載が始まり、2020年から講談社ラノベ文庫より書籍版が刊行されています。シリーズ累計部数は2024年6月時点で500万部を突破しています。
物語は、才能に恵まれなかった魔術師が死後、サルーム王国の第七王子・ロイドとして転生し、自由な環境で魔術の探究に没頭する姿を描きます。チート級の魔術能力を駆使し、自己満足のために魔術を極める主人公の無双ライフと、軽妙でテンポの良い展開が特徴です。
本作は、石沢庸介によるコミカライズや天宮ケイリによるスピンオフ作品『現代転移の第二王子』といったメディアミックスが展開されており、2024年にはテレビアニメ第1期が放送されました。その美麗なアニメーションや爽快感あふれるストーリー展開が視聴者に好評を博し、第2期の制作も決定しています。
異世界転生作品としての王道を押さえつつ、主人公の圧倒的な力と自由奔放な生き様が魅力の作品です。
キャスト
- ロイド(CV:小市眞琴)
- グリモ(CV:ファイルーズあい)
- シルファ(CV:Lynn)
- タオ(CV:関根明良)
- レン(CV:高橋李依)
- グリモワール(CV:大塚明夫)
- アルベルト(CV:堀江瞬)
- ディアン(CV:広瀬裕也)
- アリーゼ(CV:熊田茜音)
- シロ(CV:松井恵理子)
スタッフ
- 原作:謙虚なサークル
- キャラクター原案:メル。
- コミカライズ:石沢庸介
- 監督:玉村仁
- シリーズ構成・脚本:戸塚直樹
- キャラクターデザイン・総作画監督:錦織成
- アクション監督:アベユーイチ
あらすじ
魔術に大切なものは、“家柄”・“才能”・“努力”……。
魔術を深く愛しながらも、血筋と才能に恵まれずに非業の死を遂げた“凡人”の魔術師。
死の間際に「もっと魔術を極め、学びたかった」と念じた男が転生したのは、
強い魔術の血統を持つサルーム王国の第七王子・ロイドだった。過去の記憶はそのままに、完璧な血筋と才能を備えながら生まれ変わった彼は、
前世では成しえなかった想いを胸に、
桁外れの魔力で“気ままに魔術を極める”無双ライフをエンジョイする!ライトノベルを原作とし、マンガアプリ「マガジンポケット」(講談社)で
連載を開始したコミカライズはアプリ内セールスランキング1位を記録し、
シリーズ累計発行部数は650万部を突破!
いま最も注目される“転生異世界ファンタジー”が満を持してアニメ化!舞台となるのは獣や魔人が巣食う異世界。
本作では魔術に通じる者たちが恐れを成すほどの絶大な魔力を持つロイドが、
自身の興味の赴くままに魔術を学び、極めようと成長する姿が描かれていく。
ちょっぴりお気楽だけど、強大な力で圧倒していく魔術バトルの爽快感と迫力が詰まった、
“第七王子”による気ままな転生物語が今はじまる!公式サイトより引用:https://dainanaoji.com/story
感想
前世では才能に恵まれなかった魔術師が、決闘で命を落とし、目を覚ますとサルーム王国の第七王子・ロイドに転生!恵まれた環境と前世の知識を活かし、誰にも干渉されない自由な暮らしを送りながら、ひたすら魔術を極める日々を描きます。
その生活は驚くほど安穏で、シリアス展開は序盤だけ。主人公は超絶的なチート能力を駆使して、努力ゼロで自己満足のために魔術を突き詰めていきます。誰かを助けるでもなく、誰かを倒すためでもなく、ただただ自分の好奇心と探究心のために魔術を極める姿が清々しいです。
チートすぎる主人公の快進撃
ロイドの魔術能力はもはや「超人級」を超えて「超世界級」。どんな困難も「どうしてそうなる!?」と思わず笑ってしまうほどの力技で解決していきます。その無双ぶりは爽快で、物語の中心となる「魔術の探究」の過程もとてもユニーク。
ただ、ロイド自身はその圧倒的な力に無頓着で、周囲で勝手に巻き起こるトラブルや大事件をどこ吹く風で楽しむ姿がまた面白いのです。
ショタみ×ギャグ×絶妙なバランス感
ロイドのデザインとキャラクター性がとにかく可愛い!少し内股気味の立ち姿や潤んだ瞳、時折見せる完全なるギャグ顔など、愛らしさと笑いのギャップが癖になります。
さらに、バトルシーンの中でさりげなく見せる「ポロリ」や「チラリ」などのサービスシーンも、いやらしさを感じさせない爽やかな演出が絶妙。軽やかなテンポで進む物語の中で、こうした細部の遊び心が良いアクセントになっています。
アニメの圧倒的なクオリティ
作画のクオリティが高く、キャラクターの可愛さや魔術の迫力が存分に表現されています。特にバトルシーンの演出やエフェクトは目を見張るものがあり、まるで劇場版アニメのようなクオリティ。ストーリーの内容以上に「絵の美しさと可愛さ」だけでも視聴する価値があると言えるでしょう。
肩の力を抜いて楽しめる異世界ライフ
『転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます』は、深く考えずに楽しめる良質なアニメです。チートすぎる主人公の無双ライフをただ楽しむも良し、可愛いキャラデザインに癒されるも良し、アニメのクオリティに感嘆するも良し。
日常の疲れを忘れたいときや、ゆるく楽しい物語を観たいときにぴったりな作品です。ぜひ、一度視聴してみてはいかがでしょうか?