アニメ『久鷹央の推理カルテ』の魅力を紹介！医療×ミステリーの新境地！

『天久鷹央の推理カルテ』は、知念実希人による医療ミステリー小説シリーズを原作としたアニメ作品です。小説はシリーズ累計発行部数350万部突破しています。
現役医師のベストセラー作家・知念実希人と、珠玉のイラストレーター・いとうのいぢが紡ぐ、最注目の医療ミステリー逆転劇!!

天医会総合病院、統括診断部。
ここには他の医師が「診療困難」とした 患者たちが集められる。
さらには、警察すら手に負えない 原因不明の「殺人」や「謎」も……。

天才医師・天久鷹央が解き明かす、
摩訶不思議な「病」に秘められた驚愕の真実とは……！

「その病気 ナゾ 、私が診断を下してやろう――!!」

第1話/第2話は原作・知念実希人書き下ろし完全新作エピソード!!
大きな獣に足を食いちぎられた、青い血の男に隠された秘密とは──？

「ミステリー」と「医療ドラマ」、どちらも魅力的なジャンルですが、それが組み合わさったらどうなるのでしょうか？

『天久鷹央の推理カルテ』は、天才的な診断能力を持つ医師・天久鷹央が、常識では考えられないような謎の病気や事件を医学の力で解明していく物語です。一見すると超常現象のように見える出来事も、医学と科学の視点から明快に解決されていく展開は、まるで探偵小説を読んでいるようなスリルがあります。

今回は、そんな『天久鷹央の推理カルテ』の魅力を3つのポイントに分けてご紹介します！

本作の主人公・天久鷹央（あめく たかお）は、見た目はまるで高校生のような可愛らしい女性。しかし、実は「統合診療部」の部長を務めるほどの天才医師なのです。

彼女の特徴は、その卓越した診断能力だけではなく、自由奔放で子供っぽい性格にもあります。敬語を使わず、気に入らないことがあるとすぐに怒るという尊大な態度をとりながらも、好奇心旺盛で謎解きが大好き。まるで名探偵のように不可解な症状を解き明かす姿は、見ていて爽快感があります。

また、鷹央は警察とも関わりがあり、事件の捜査に協力することも。医師でありながら探偵のように謎を追うというユニークな立ち位置が、物語に独特のスパイスを加えています。

医療ミステリーといえば、現実離れした展開になりがちですが、本作はしっかりと医学的な裏付けがされており、「こじつけ感」が一切ありません。

例えば、患者が突然発症する原因不明の症状や、病院内で起こる怪奇現象のような出来事。普通の医師なら「原因不明」として片付けてしまうような事例も、鷹央は冷静に分析し、医学的なアプローチで解明していきます。

特に印象的なのは、「ありえない」と思われるような症状が、実際には医学的に説明できるケースが多いこと。まるで推理小説のトリックを解くような感覚で、鷹央の診断を追うのが楽しくなります。

また、医療ドラマ的な要素も強く、救急搬送や患者への処置のシーンは非常にリアル。医療現場の緊張感が伝わってくる演出も見どころの一つです。

『天久鷹央の推理カルテ』は小説が原作ですが、アニメ版ではその魅力を最大限に引き出しています。

アニメの特徴として、

• シリアスな医療シーンとコミカルなキャラの対比
• ミステリーらしい重厚な雰囲気
• 劇伴（BGM）のクオリティの高さ

が挙げられます。

特に音楽は、ジャズバンド「fox capture plan」が担当。実写ドラマ『コンフィデンスマンJP』や映画版『推しの子』の劇伴を手掛けたことで知られる彼らの音楽は、作品の雰囲気にぴったりマッチしています。

ただし、原作と比べるとアニメ版では心理描写が若干簡略化されているため、キャラクターの内面をより深く知りたい方は小説も読んでみるといいでしょう。

『天久鷹央の推理カルテ』は、医学とミステリーが融合した知的エンターテインメント作品。天才医師・天久鷹央の破天荒なキャラクター、リアルな医療描写、そして巧妙な推理が織りなすストーリーは、一度見始めたら止まらなくなること間違いなし！

アニメを楽しんだ方は、ぜひ原作小説も手に取ってみてください。より深い視点から『天久鷹央の推理カルテ』の世界を堪能できるはずです。

医療ミステリー好き、探偵ものが好きな方には特におすすめの作品。ぜひチェックしてみてください！

• 天久 鷹央 / CV:佐倉綾音
• 小鳥遊 優 / CV:小野賢章
• 鴻ノ池 舞 / CV:石見舞菜香
• 天久 真鶴 / CV:水樹奈々
• 天久 大鷲 / CV:立木文彦
• 成瀬 隆哉 / CV:諏訪部順一
• 桜井 公康 / CV:平田広明
• 墨田 淳子 / CV:沢城みゆき

• 原作 / 知念実希人
• 監督 / いわたかずや
• シリーズ構成 / 杉澤悟

tarumaki

ゲーム制作会社で働いてます。

最新作から過去作まで好きな作品を紹介して、少しでも業界の応援になればと思いつつに書いていこうと思います。 基本的に批判的な意見は書かないようにしています。