アニメ『杖と剣のウィストリア』:魔法絶対主義の世界で剣を手に立ち向かう、熱い学園ファンタジー
作品情報
『杖と剣のウィストリア』は、大森藤ノ(原作)と青井聖(作画)による日本の漫画で、2021年1月から『別冊少年マガジン』で連載中のファンタジー作品です。魔法至上主義の世界で、魔法を使えないながらも剣技に優れた主人公が、幼い頃の約束を果たすため塔の頂を目指します。
連載開始時に声優・松岡禎丞が出演するプロモーションビデオが公開されました。2024年9月時点で累計部数は150万部を突破しており、同年7月には前日譚となる小説『杖と剣のウィストリア グリモアクタ -始まりの涙-』がGA文庫から刊行されました。
キャスト
- ウィル・セルフォルト(CV:天﨑滉平)
- エルファリア・アルヴィス・セルフォルト(CV:関根明良)
- コレット・ロワール(CV:天野聡美)
- シオン・アルスター(CV:水中雅章)
- ユリウス・レインバーグ(CV:柿原徹也)
- リアーナ・オーウェンザウス(CV:Lynn)
- イグノール・リンドール(CV:河西健吾)
- アイリス・X・ステラマリス(CV:大久保瑠美)
- キキ(CV:いなせあおい)
- ゴードン・バレー(CV:浦和希)
- リリール・マース(CV:大野智敬)
- ルナイス・アレート(CV:高橋伸也)
- ジョルア・モレーン(CV:田丸篤志)
- ロスティ・ナウマン:(CV:???)
- ワークナー・ノーグラム(CV:関智一)
- エドワルド・セルフェンス(CV:遊佐浩二)
- コルドロン(CV:鈴木れい子)
- キャリオット・インスティア・ワイズマン(CV:福山潤)
- ゼオ・トルゼウス・ラインボルト(CV:古川慎)
- エルノール・リヨス・アールヴ(CV:雨宮天)
- アロン・マステリアス・オールドキング(CV:大塚芳忠)
- ログウェル(CV:大塚明夫)
スタッフ
- 原作:大森藤ノ
- 漫画:青井聖
- 監督・シリーズ構成・脚本:𠮷原達矢
- キャラクターデザイン・総作画監督:小野早香
- モンスターデザイン:須永賴太 原田吉朗 あきづきりょう
あらすじ
原作:大森藤ノ(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)
×漫画:圧倒的画力!新進気鋭の才能・青井 聖
×監督:𠮷原達矢(『チェンソーマン』アクションディレクター)
×キャラクターデザイン:小野早香(『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』)
×音楽:林ゆうき(『僕のヒーローアカデミア』)
至高の布陣で贈る、杖と剣のハイファンタジー・アクション!原作ライトノベルがシリーズ累計1,500万部を突破、2023年現在、TVアニメも第5期まで製作が決定している大ヒット作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノが原作を担当し、気鋭の漫画家、青井 聖の美麗なイラストとともに世界観をダイナミックに描く、“剣と魔法”の学園ファンタジーコミック『杖と剣のウィストリア』。現在「別冊少年マガジン」にて連載中の話題作が待望のTVアニメ化決定。
一人前の魔導士をめざして魔法学院に入学した少年ウィル。努力家の彼には魔導師として致命的な弱点があった。それは、“魔法がまったく使えない”こと。同級生や教師から冷たい視線を浴び、時にはくじけそうになりながらも、強い気持ちで邁進していくウィル。杖は使えなくとも剣を執り、魔法至上主義の世界で戦い抜く。自分だけに与えられた力を信じて。そして、大切な人との約束を守るためにーー
監督は𠮷原達矢(『チェンソーマン』アクションディレクター)。原作の要である剣と魔法のバトルをハイクオリティなアクションとして描き出す。キャラクターデザインおよび総作画監督に小野早香(『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』)。音楽は林ゆうき(『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア』)が担当。制作プロダクションはアクタスとバンダイナムコピクチャーズの共同体制。尖鋭のスタッフが本作のために集結した。
落ちこぼれの少年が剣で魔法に挑む。杖と剣が交わる魔剣譚が今はじまる!
公式サイトより引用:https://wistoria-anime.com/
感想
剣と魔法の世界を舞台にした新たな学園ファンタジーコミック『杖と剣のウィストリア』は、原作に『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノ氏、作画に気鋭の漫画家・青井聖氏という強力なタッグが贈る話題作です。魔法が全てを支配する社会で、魔法が使えない主人公が最強を目指すという胸熱な展開に、多くの人がが引き込まれる作品!
魔法が使えない落ちこぼれ、ウィルの挑戦
本作の主人公ウィルは、魔法至上主義の世界で唯一魔法を使えない少年。そのため学院では「無能者」と呼ばれ、周囲から冷たい目で見られる日々を送っています。しかし、ウィルは屈することなく、自らの剣の腕と持ち前の身体能力を武器に、最強の魔法使い「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」を目指します。
この設定は古典的な「逆境に立ち向かうヒーロー」の要素を持ちながらも、魔法と剣が交錯する独自の世界観を背景に、斬新でエモーショナルな物語が展開されます。
豪華スタッフ陣が織りなす圧倒的なクオリティ
『杖と剣のウィストリア』の魅力を語る上で欠かせないのが、その制作陣の豪華さ。原作を担当する大森藤ノ氏の名はもちろんのこと、作画の青井聖氏は初連載ながらも、その美麗なイラストで読者を魅了。さらに、アニメ化プロジェクトにも力が入っており、『チェンソーマン』のアクションディレクターを務めた𠮷原達矢氏が関わるなど、実力派スタッフが集結しています。
アクションシーンは息を呑むほどの迫力で、魔法と剣が交錯する戦いが緻密かつダイナミックに描かれており、ファンタジー作品の醍醐味を存分に味わえます。
キャラクターの魅力と成長
物語を彩るキャラクターたちも本作の大きな魅力のひとつです。ウィルを支える仲間たちは個性豊かで、特に女性キャラクターの可愛さと魅力は回を追うごとに際立っています。また、ウィルの使い魔である「キキ」は、コミカルな存在感を発揮しながらも、ストーリーの重要な場面で活躍。彼らの成長や絆が物語をより深いものにしています。
『杖と剣のウィストリア』が描く、王道と革新の融合
本作は、逆境に立ち向かう主人公の成長という王道的なテーマを持ちながらも、魔法と剣の融合という独自の設定と、豪華スタッフ陣による圧倒的なクオリティで、読者に新鮮な驚きと感動を与えてくれます。
アクションやキャラクターの魅力だけでなく、ウィルが世界に認められていくプロセスには、勇気をもらえるメッセージが詰まっています。ファンタジー作品が好きな方はもちろん、熱い物語を求めている方にもぜひおすすめしたい一作です。