『ポラスの建売』入居の前にホームインスペクションを活用しよう!【我が家の体験談】

ホームインスペクションとは?
家を買う時に「ここまでやって大丈夫だろう」と思い込みがちですが、居住してから見えなかった不具合が見つかることは少なくありません。そこで「ホームインスペクション」を活用することをお勧めします。
ホームインスペクションとは、建築士などの専門家が新築住宅を調査し、構造上の問題や初期不具合を確認してくれるサービスです。このサービスを利用すると、主に次のような点を確認することができます。
- 室内の音漏れや流水音の問題。
- 隠れた欠漏工事がないか
- 柱のまがりや基礎の歪みはないか
- 居室内の壁や天井の溜れやダメージ
- 屋根上の破損
- フローリング、壁紙の傷
- 設備の欠陥
【確認必須】ホームインスペクションの値段と選び方
ホームインスペクションの値段は、調査の範囲や会社によって異なりますが、相場は数万円から十数万円くらいが目安です。
建物の構造について確認するために、最低限国家資格である一級建築士または二級建築士を持っている人が良いとされています。
一級は高層ビルなど大きな建物まで扱うことができ、二級は戸建て住宅を扱うことができるため、二級以上の資格があれば問題ありません。
我が家の場合、「くらしのマーケット」を利用し、約七万四千円で家中の調査をしてもらいました。全室内の調査に加え、屋上、屋根裏、屋根上まで直接確認してくれました。報告書も詳細に作成してくれたので、大きな満足感がありました。
調査した後の報告書はこんな感じ!
報告書は調査あと数日以内にPDFでいただくことができます。
調査当日にポラスの担当者が同席している場合には、ホームインスペクション業者から直接ポラスへ資料を送ってくれ、資料にて指摘されている是正ポイントは入居までに是正して引き渡してくれます。
引き渡し当日は必ず修正箇所をすべて確認しましょう!






ポラスの対応は?実際の修繕事例
ポラスの建売住宅を購入し、ホームインスペクションを実施した結果、いくつかの不具合が見つかりました。その際のポラスの対応についても紹介します。
是正ポイント(修繕対応)について ポラスでは、ホームインスペクションで指摘された不具合について、入居までに修理対応を行ってくれます。例えば、
- 釘が飛び出ていた部分 → 塗料を塗って目立たなくし、安全性を確保
- 柱の歪みで金属製レールとの間に隙間ができていた → 隙間部分を埋める処理を実施
しかし、実際の対応については期待外れな部分も多く、工事担当者とのやり取りでは言い訳が多く、話が堂々巡りになってしまいました。最終的に、すべての問題が理想的に解決したとは言えませんが、一応の修繕対応はしてもらえました。
まとめ
ポラスの建売住宅を購入する際は、ホームインスペクションを強くおすすめします。家は一生の買い物だからこそ、購入前にしっかりと調査し、不具合があれば早めに対処することが大切です。ポラス側の対応には少しがっかりする部分もありますが、少なくとも指摘すれば修繕には応じてもらえるため、購入後に後悔しないためにも、第三者の視点でチェックしてもらうことが重要です。