『ポラスの建売』なぜポラスにしたのか。【企業比較変】
はじめに
今日は私がポラスの分譲住宅を購入する際に実際に足を運んで比較した、土地と建物合わせて4500万円程度で収まる住宅企業についてお話ししたいと思います。
家を買うという大きな決断をする中で、まずはネットで情報を集めますが、実際に現地に足を運んでみると、ウェブサイトではわからないことがたくさんあることに気づきました。たとえば、住宅の配置や周辺環境、実際の広さや雰囲気など、目で見て体感することで得られる情報はとても貴重でした。
足を運ぶことの大切さを改めて実感したこの経験、これから家を探す方にもぜひ伝えたいポイントです。ネット情報だけではなく、自分の目で確かめることが、理想の住まいを見つける第一歩になると思います。
企業の比較
東栄住宅(ブルーミングガーデン)
ブルーミングガーデンは、飯田グループホールディングスの一企業で、飯田グループの中では高級路線に位置しています。グループの強みを活かした質の高い住宅が多く、初めての家探しをする方には信頼感のあるブランドです。
営業マンの印象
営業の方はとても感じが良く、親しみやすい印象でした。ただ、他社の営業さんと比べると少しフランクで柔らかい対応。こちらも質問や要望を伝えやすく、リラックスして話ができたのは良かったです。
価格帯とコスパ
価格面では、例えばポラスと比べると少し控えめです。ブルーミングガーデンの物件は、性能や品質の高さから考えるとコストパフォーマンスが良いと感じました。高性能で価格も比較的抑えられているので、「品質は確保したいけど、あまり予算をかけられない」という方には理想的かもしれません。
しっかりとした耐震・断熱性能
ブルーミングガーデンは耐震等級や断熱性など、性能の面でもしっかりとした等級を取得しています。地震の多い日本では、家を選ぶ上での重要な要素ですし、冬の寒さ対策にも断熱性は欠かせません。性能面では安心できるのがこのブランドの強みといえます。
ソーラーパネルの契約条件に注意
ブルーミングガーデンには、ソーラーパネルが付属している物件もありますが、契約上、月額で数万円の費用がかかる仕組みになっている点には注意が必要です。環境に配慮した住宅に興味がある方は、そのコスト面も含めて確認すると良いでしょう。
キッチンや水回りの質感
生活インフラについては、自社の子会社製品が基本装備となっていますが、実際に触ってみた印象では、少しチープな感じがありました。特にキッチンなど、使用頻度が高い部分はこだわりたい方が多いと思いますので、気になる方は事前にチェックしてみてください。
公式サイト:https://www.e-blooming.com/
グランディハウス
栃木県に本社を構える「グランディハウス」の感想をお伝えします。
グランディハウスは東証プライム上場企業ということで、信頼性も高いです。
営業担当の方の印象
まず、営業の方が非常に親しみやすく、どこかフランクな感じが好印象でした。比較した4つの企業の中でも、一番相談しやすく、頼りがいを感じたのがグランディハウスの営業担当者でした。家づくりにおいて、営業の方との相性や信頼感は意外と重要ですよね。
安全性能も安心
グランディハウスは、耐震等級や断熱性、耐風性能といった住宅性能に関してもきちんと等級を取得しています。特に分譲建売が多いため、隣人関係なども含めて0から新しい生活をスタートできるのも魅力的です。またきっちり等級を取得しているため、地震保険などの住宅にかかる保険料金の割引が適用されます。
オール電化とソーラーパネルの相性
オール電化の家を提供しているのも特徴の一つ。さらにソーラーパネルも導入可能なので、電気代の節約を意識している方や、再生可能エネルギーに興味のある方にはぴったりだと感じました。環境にも配慮した家づくりを目的とされている方にはおすすめです。
ただし、少し気になる点も…
住宅性能の等級はしっかり取得しているのですが、実際にモデルハウスの打ち合わせ室に入った時に「少し寒いな…」と感じました。断熱性は数字だけでなく、体感で感じられる暖かさも大切だと思いますので、これはやや気になるポイントかもしれません。
専属FPのローンシミュレーションが安心
最後に、専属のファイナンシャルプランナー(FP)によるローンシミュレーションが非常に現実的な数字を提示してくれたのが印象的でした。家を買う上で、ローンの不安は大きいですが、現実的なプランを出してもらえると一気に信頼感が増します。
公式サイト:https://www.grandy.co.jp/
ファイブイズホーム
お手頃価格でスタイリッシュな家が多い「ファイブイズホーム」についての感想をお伝えします。ファイブイズホームはリーズナブルな価格ながらも、おしゃれで広い住まいを提供しているので、マイホームを検討中の方には見逃せない選択肢のひとつです。
おしゃれなデザインが魅力
まず印象的なのは、ファイブイズホームの家はおしゃれなデザインが多いこと。シンプルでありながら洗練されたデザインの住まいが多く、見た目にもこだわりたい方にぴったりです。「コストを抑えつつ、おしゃれな家に住みたい」という方にはうれしいポイントではないでしょうか。
耐震等級には注意が必要
ただし注意したい点もあります。それは、物件によって耐震等級が異なること。耐震性は商品ごとにグレードが異なる場合があるので、どのレベルの耐震性が備わっているかをしっかり確認することが大切です。
他社と比べても広い建物と庭
ファイブイズホームの家は、他の企業と比べて建物や庭が広めに感じられるのが特徴です。広さにゆとりがあると、生活に余裕が生まれ、快適な暮らしが実現できますね。さらに、分譲建売が中心なので、新しい人間関係を築きやすい環境も魅力です。
キッチンなどの質感が気になるかも
お手頃価格を実現している分、キッチンや水回りといった生活インフラに関しては、少しチープに感じられるところもあります。もちろん、これは価格を考慮すると妥当な範囲ですが、こだわりが強い方は事前に確認してみると良いでしょう。
それでも「価格の安さ」が最大の魅力
やはりファイブイズホームの一番の魅力は、価格の安さです。手頃な価格で広さやデザイン性が備わっている点は、他ではなかなか見つけにくいポイント。予算を抑えたい方には大きなメリットといえますね。
公式サイト:https://www.fiveishome.jp/
POLUS-ポラス-
最後に家づくりに定評のある「ポラス」についての感想をお伝えします。他社と比べると少し価格が高めですが、デザイン性と快適さを重視する方にとって、ポラスは一見の価値がある住宅ブランドです。
デザイン性が抜群でグッドデザイン賞も受賞
ポラスの住宅は、外観も内装もおしゃれで、色遣いがとても洗練されています。20年連続でグッドデザイン賞を受賞していることからも、そのデザイン力には信頼が置けます。ポラスの家は完成前に売れてしまうことも多く、「絶対にポラスが良い!」と思っている場合は早めに決断するのがおすすめです。
早めに契約すると建売であってもコンセントの増設やシャッターの増設など相談し、可能であれば施工してもらえます。
標準装備の床暖房で快適な住環境
見学した中でも、ポラスの家が一番暖かかったのが印象的でした。標準でガスの床暖房が付いているため、冬でも快適に過ごせることが大きな魅力です。床暖房は日常生活での満足度を上げるポイントですので、寒さが気になる方にはうれしい設備ですね。
耐震性能は安心の「耐震等級3相当」
ポラスの家は、耐震等級3相当と高い耐震性能を誇ります。ただし、これはポラス独自の基準であり、一般の耐震等級とは異なるため、地震保険の割引対象にはならない点には注意が必要です。それでも、しっかりした基準に基づいているため、安心感は得られます。
人間関係が新たに築ける環境と対応力
ポラスも分譲建売が中心で、初めての人間関係を築きやすい環境です。また、施工エリアが埼玉県を中心に、東京、千葉、茨城の一部に限定されているため、万が一のトラブル時には車で1時間程度で駆け付けてもらえる安心感があります。
公式サイト:https://www.polus.jp/
4社の住宅比較まとめ:どんな家を選ぶ?
今回、比較した4つの住宅会社「グランディハウス」「ファイブイズホーム」「ブルーミングガーデン(飯田グループ)」「ポラス」には、それぞれ個性と魅力が詰まっていました。
- グランディハウス:お手頃価格で実現する安心性能が魅力。コスパ重視で、オール電化やソーラーパネルにも対応しており、手堅く暮らしをスタートしたい方にピッタリ。
- ファイブイズホーム:価格を抑えつつ、家や庭の広さが特徴。リーズナブルながらも開放感ある住まいが実現でき、ゆったりとした生活を求める方におすすめです。
- ブルーミングガーデン:飯田グループの高級ラインで、性能とコストバランスが魅力。ソーラーパネル付き物件もあり、機能性とデザイン性の両方を重視する方に向いています。
- ポラス:4社の中では高価格帯ですが、デザイン性と快適さで一歩リード。床暖房が標準装備され、住み心地重視の方に選ばれています。エリア内でのサポート体制も安心です。
最後に
今回書いた記事を読むとポラスにしたいとは思わないかもしれませんが、私達夫婦は建物の場所や周りの環境、価格などを総合してこの家に決めました。
どの住宅会社もそれぞれ魅力があり、選ぶ基準が異なるため、理想の暮らしをイメージしながら選ぶことが大切です。コスパや性能、デザインなど、どこに価値を置くかで最適な家は変わります。ぜひこの記事を参考に、ぴったりの住まいを見つけてください!