『ポラスの建売』なぜポラスにしたのか。【予算編】
はじめに
今回はどうしてポラスの建売にしたのかを書いていこうと思います。
当初は大手ハウスメーカーで注文住宅を見ていたのですが、最終的にはポラスの分譲建売住宅に落ち着きました。住宅を決めるまでに約6カ月程度かかったのでその紆余曲折を紹介させていただこうかと思います。今回は予算について書いていきます。皆さんの参考になれば幸いです。
大手ハウスメーカーの予算
上にも記載しましたが、当初は大手のハウスメーカーで注文住宅を建てる検討をしており、積水ハウス、パナソニックホームズ、ミサワホーム、住友不動産など、を中心に訪問し費用面や間取りなどの相談や内部の部材やキッチンなどのメーカーなどの紹介などをして頂きました。
大手を諦める要因となったのはやはり費用面でした。
上記で挙げている大手のハウスメーカーの注文住宅の価格は建坪30坪で最低でも3000万円〜という価格になり、最低のの3000万円も数量限定のキャンペーン価格となるため、タイミングが悪いと3000万円以上はかかってしまうとの事。そして、この3000万円に土地代がさらに上乗せされることになりますので、さらに+2500〜5000千万円になり、駅の近くにしようと考えたら1億円近くなってしまいます。
私達夫婦は子供なし、世帯年収1100万円程度ですのでその金額でローンが組めるのか、組んでも問題がないのかが気になりました。ハウスメーカーさんの勧めもありFPさんに相談することにしました。
大手メーカーを訪問して感じた特徴を下記にまとめておきます。
積水ハウス | 大手ハウスメーカーの中で一番高いとのこと。 駅近に分譲土地を開発していることが多いため、駅地下で戸建てを探したいなら積水! どこが違うのかといわれると説明が難しいが、高級感は随一だと感じた。 ちなみに積水ハウスとセキスイハイムは、別会社とのこと。 |
パナソニックホームズ | 鉄骨造で耐久性が高い家。 家内部の装備もパナソニック製品で整えられている。 全館空調なども付けることができ、スマートに暮らせる印象。 家内部の装備はパナソニック製品以外も選べるのも良いと思います。 鉄骨造は減価償却率が悪いため、長期で見ると固定資産税が高くなるのが欠点。 |
ミサワホーム | 「木質パネル接着工法」による 「モノコック構造」が特徴。 特殊な接着剤でパネルを接着し家の枠組みを作成するため、 仕上がりのクオリティが作業者のスキルに左右されないのが利点。 家内に蔵を作ることで固定資産にはカウントされない収納を作ることができる。 蔵の利用が年を取ったときにしづらそうなのと、パネルを接着する工法なので間取りに少し制限が出るのが欠点。 |
住友不動産 | 突出した特徴はない印象ですが、劣っているわけではない。 使用している部材や家内の装備は、ほかのメーカーと同じく一級品。 家づくりのイベントなども数多くやっており、建築士による簡単な間取り作成やFPとの相談ができます。 非常に勉強にもなるので参加するのがオススメ。 |
FPに相談だ!
大手のハウスメーカーでは無料でメーカーの社員ではない外部のFPを紹介してくれ、公平な目線で現在の収入でどこまで家に予算を割くことができるのか診断してくれます。
相談するにあたって、夫妻の年収、家賃、食費、光熱費などの固定費、雑費、被服費、帰省費用、旅行費用、お小遣い、耐久財の買い替え費用、車があれば購入費用と維持費などを提出し、借入が幾らまでなら大丈夫なのかを計算して貰います。
計算の結果、将来のことを考えると借り入れは最大でも5700万円という結果がでました。
しかし、この金額は今と同じ会社で退職まで働いた場合の計算となるため、今後転職や早期退職などを考えている場合は計算通りにはいかないため、予算を低く抑える必要があります。
それは、年齢や職業によっても異なるようで例えば専門職の場合だと転職した場合も、ある程度年収を担保した状態で可能てすが、接客や事務などは専門性が低いため転職時に年収が下がる可能性が高いなど様々な要因があるためそのあたりも相談してみると良いと思います。
親からの住宅購入に関しての贈与は1110万円まで非課税となります。ただ、その内1000万円は頭金として使用しなければなりません。こういった制度などあるので事前に御両親に確認しておいた方が、FPへの相談時もスムーズです。
まとめ
- 個人的に一番最初にやっておいた方が良いと感じたのは、予算を決める事だと感じました。将来を見越していくらまでならローンを組んでも問題ないのかを事前に知っておくことで、家を建てられるエリアなどもおのずと決まってくると思います。
夫婦でどのあたりに家を建てるのかで迷っている場合にはまずは掛けられる予算を把握し、どこを妥協しどこにコストを割くのかを検討してみると良いと思います。