gtag.js
アニメ

「実は私は」――秘密だらけの恋と笑い!人外系ドタバタラブコメの魅力を徹底紹介!

実は私は
tarumaki

作品情報

『実は私は』は、増田英二さんによる漫画が原作で、2015年にアニメ化された学園ラブコメディです。登場人物のほとんどが、実はとんでもない秘密を抱えている、という設定が面白い作品です!

主人公は、嘘がつけないお人好しな高校生、黒峰朝陽(くろみね あさひ)。そんな彼が片思いしているのが、学園一の美少女、白神葉子(しらかみ ようこ)。

ある日の放課後、朝陽はひょんなことから、葉子が吸血鬼だと知ってしまう。それだけでなく、彼らの周りには、実は宇宙人だったり、狼男だったり、悪魔だったり、とんでもない秘密を抱えたクラスメイトたちが次々と現れハチャメチャに!

朝陽は、彼らの秘密を知ってしまうたびに、必死にそれを隠そうと奮闘していく。
葉子との甘酸っぱい恋の行方、そして個性豊かな秘密持ちのクラスメイトたちとの予測不能なやり取りが、この作品の最大の魅力です。笑いあり、ドキドキあり、そして時々、心温まるエピソードが詰まっています!

あらすじ

隠し事が出来ないことから『穴の開いたザル』、 通称『アナザル』と呼ばれている高校2年生の黒峰朝陽。 彼には、密かに想いを寄せる相手がいた。 ミステリアスなクラスメイト、白神葉子だ。
しかし、彼女もまた、ある秘密を抱えていた。
実は彼女は・・・・・・吸血鬼だったのだ!! しかも、正体がバレたら即退学!!
そんな葉子の正体を知ったアナザル朝陽。吸血鬼だとバしてしまった葉子。 2人は秘密を共有し、一緒に高校生活を続けるため 『秘密がバしたことを秘密にする』決意をする……………………が、 学校では一筋縄じゃいかないアホカワ・ダメカワ・エロカワなヒロインたちがノンストップで大暴れ!!! 朝陽は本当に秘密を守りきれるのか!?
“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”の明日はどっちだ!!

隠しごと、してますか?

ラブコメにおいて「秘密」はつきものです。好きという気持ちを隠したり、過去の出来事を黙っていたり、あるいは本当の自分を知られたくなかったり…。でも、もしその「秘密」が吸血鬼だったり、宇宙人だったり、狼男だったりしたら――?

今回ご紹介するアニメ『実は私は』は、そんな人間ではない“何か”を隠しながら高校生活を送るヒロインたちと、その秘密を偶然知ってしまった主人公・黒峰朝陽(くろみね あさひ)を中心に展開する、笑いあり、涙あり、トキメキありのドタバタラブコメ作品です。

嘘が苦手で顔に出る正直者の朝陽が、吸血鬼である白神葉子(しらがみ ようこ)の秘密を守るために奮闘する中で、次々と現れる“実は〇〇”なヒロインたちに振り回されながらも、人としての優しさと強さを見せていく姿が見どころ。

今回はこの『実は私は』の魅力を3つの視点から掘り下げていきたいと思います!

実は〇〇!? 個性全開の人外ヒロインたち

『実は私は』最大の特徴は、なんといっても登場するヒロインたちの「正体」にあります。
タイトルが示すように、彼女たちはみんな“実は人間じゃない”んです。吸血鬼・白神葉子を筆頭に、宇宙人、悪魔、未来人、狼男(正確には狼女)など、バリエーションも設定もぶっ飛びすぎ!

ですが、それぞれがただ奇抜な存在というだけでなく、しっかりと“ラブコメのヒロイン”として魅力的に描かれています。

白神葉子(吸血鬼)
物語のメインヒロイン。ポニーテールの根元が「パカッ」と開いてコウモリの羽が出てくるという物理ギャグがインパクト抜群(笑)。大阪弁を話すギャップが可愛く、見た目は完璧なのに恋愛には鈍感でちょっと天然というバランス感も絶妙です。

藍澤渚(未来人)
未来から来た委員長タイプ。真面目で硬すぎる性格が徐々に崩れていく様子が可愛いです。個人的には「記憶を消すか否か」のエピソードで一気に好きになりました。

朱美みかん(悪魔)
クラスメイトで、正体は悪魔新聞の記者。常にカメラを持ち歩き、ゴシップ探しに余念がないトラブルメーカーですが、どこか憎めない存在。変にエロ担当にされないところが良いです。

紅本茜(宇宙人)
見た目は小学生、中身は教師という最強ギャップキャラ。眼鏡が喋るという突飛すぎる設定も、作品の空気感の中だと「アリ」になってしまう不思議さ(笑)。

これらのキャラが、それぞれの“秘密”を抱えながら、時にぶつかり、時に仲良くなりながら物語が進行していくのは、まるで“学園版・秘密戦隊”のようなワクワク感があります。

しかも、ヒロインたちの秘密がバレる瞬間の演出が毎回工夫されていて、驚きと笑いの連続。まさに「えぇぇぇっ!?」と声を出して笑ってしまう、ラブコメならではのご褒美シーンが満載です。

嘘がつけない男、朝陽の誠実すぎる奮闘記

『実は私は』という作品を支えているのは、何よりも主人公・黒峰朝陽の存在です。彼は“嘘がつけない、表情に出てしまう”という欠点…もとい個性を持った男子高校生。そんな彼が、「吸血鬼の正体がバレたら退学」という葉子のピンチを前に、「ならば俺が秘密を守る!」と即断する姿には、正直惚れました。

この朝陽、思春期の男子とは思えないほどに他人思い。ヒロインたちの事情を尊重し、傷つけないようにと常に気を配ります。
特に印象深いのは、第2話で「自分の記憶を消すことを選択する」という展開。好きな子との記憶、関係を失ってでも彼女の願いを叶えようとする姿には、感動すら覚えました。

普通のラブコメ主人公なら、「ええー!なんでそんなことを…!」と動揺したり、ジタバタしたりしそうな場面でも、朝陽は芯の通った行動を見せてくれます。そのブレなさ、潔さがあるからこそ、各ヒロインも彼に惹かれていくのが納得できますし、見ているこちらも応援したくなるのです。

また、朝陽の「リアクション芸」も本作の大きな魅力。秘密が明らかになるたびに見せるド直球の驚き顔、テンポのいいツッコミ、素直すぎる発言――どれも笑いを生み出す原動力になっていて、ただの“受け身のモテ男”に収まらない面白さがあります。

ャグと恋の絶妙バランス!表情&声優が生む笑いとときめき

『実は私は』は、ギャグとラブコメのバランス感覚がとても優れています。
ギャグシーンでは、**「顔芸」**ともいえるほど豊かな表情の変化が魅力のひとつ。驚き、照れ、焦り、喜び…どの表情もキャラクターの感情が直感的に伝わってきて、セリフがなくても笑えるレベルです。

しかも、この表情の豊かさがラブコメ要素としっかり連動しているんです。たとえば、ヒロインがふと見せる潤んだ瞳、恥じらいの表情、あどけない笑顔など、「あ、この子可愛いな…」と思わせるシーンの説得力がすごい。絵柄はギャグ寄りなのに、きちんと“ときめき”を感じられるんですよね。

声優陣の演技も素晴らしいです。特に白神葉子を演じた芹澤優さんの大阪弁ボイスが絶品!正統派のメインヒロインなのに大阪弁、というギャップが効きまくっていて、ツッコミの一言ひとことがいちいち可愛い(笑)。また、テンポ感や声のトーンの使い分けが絶妙で、感情の起伏がちゃんと“耳でも”感じられるのは嬉しいポイントです。

オープニングテーマ「ひみつをちょーだい」は、作品のポップさを象徴するような明るく元気な曲。エンディング「言えない 言えない」では、想いを伝えられない甘酸っぱさを感じさせ、ラストには挿入歌「ホログラム」が流れて感動をさらに引き立てます。音楽面でも非常に充実した作品です。

【まとめ】笑って、泣いて、ドキドキする。人外ラブコメの隠れた名作

『実は私は』は、そのユニークな設定と登場キャラクター、そして正直者の主人公が織りなす誠実で優しいラブコメ作品です。

一見バカバカしいように見える設定も、実際には丁寧なキャラ描写や、他人を思いやる優しさに満ちていて、ただのギャグアニメには終わらない深みがあります。

秘密を知っても決して踏み込まず、でも必要なときには全力で守る――そんな朝陽のまっすぐな生き方と、それに応えるヒロインたちの変化を見ていると、「優しさって、かっこいいな」と思わされます。

笑いもあり、涙もあり、そしてちゃんと“ときめき”もあるこの作品。ちょっと変わったラブコメを観たい方には、ぜひオススメしたい一作です。
人外たちの正体を前に、あなたも「実は私…」なんて秘密を抱えたくなるかもしれませんよ?


スタッフ・キャスト

キャスト

スタッフ

ABOUT ME
tarumaki
tarumaki
ゲーム制作会社で働いてます。
最新作から過去作まで好きな作品を紹介して、少しでも業界の応援になればと思いつつに書いていこうと思います。 基本的に批判的な意見は書かないようにしています。
記事URLをコピーしました