「イエス」で広がる世界!映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の魅力

作品情報
イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、2008年に公開されたアメリカのコメディ映画です。ペイトン・リードが監督を務め、ジム・キャリーが主演を務めています。
この映画は、ダニー・ウォレスの同名小説を原作としており、何事にも後ろ向きで「ノー」が口癖の主人公カール・アレンが、自己啓発セミナーに参加したことをきっかけに、全てのことに「イエス」と答えることを決意し、その結果、彼の人生が大きく変化していく様子を描いています!
あらすじ
―― もしも、すべてに“YES”と答えたら ――
この春、1.2億人全ての日本人を元気にする、愛と笑いのポジティブストーリー
仕事にもプライベートにも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン(ジム・キャリー)。 親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、 勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。何事も否定せず「イエス」を連発、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)は、彼の積極的でユーモアのある人柄に惚れ込む。人が変わったように運気をどんどんあげていくカール。 だが全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた・・・?
全てに“YES”と言ったらどうなるか、を実際に試してみたBBCラジオディレクターの体験実話が原作の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』。
こんな時代だからこそ・・・笑って、ぐっと来て、とことん前向きに。
はじめに
何かと理由をつけて誘いを断る、面倒ごとを避ける——そんな「ノー」が口癖の人生を送っていませんか?
本作『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、すべての選択肢に「イエス」と答えるようになったことで人生が激変する男の姿を描いたコメディドラマです。
主演はジム・キャリー。彼ならではのコミカルな演技が炸裂しながらも、人生における大切なメッセージが込められた作品となっています。
「ノー」が口癖の男が「イエス」を言うだけで人生激変!?
銀行員のカール(ジム・キャリー)は、友人の誘いも、会社の付き合いも、あらゆることを「ノー」で済ませる日々を送っています。そんな彼がある日、怪しげなセミナーに参加することに。そこでは「どんなことに対しても『イエス』と答えることが、意味のある人生を送るための唯一のルール」と教えられます。
最初は半信半疑だったカールですが、このルールを実践することで人生が好転していきます。友人や同僚と楽しく過ごせるようになり、さらには素敵な恋人アリソン(ズーイー・デシャネル)とも出会い、仕事もうまく回るように……。「イエス」を増やすだけでこんなにも人生が変わるのかと驚かされます。
「イエス」にも限度がある!?思わぬトラブルに直面
しかし、何に対しても「イエス」と答えていれば良いわけではなく、カールはあらゆることを無条件で受け入れるようになったことで、思わぬトラブルに巻き込まれていきます。
例えば、出会い系サイトのスパムメールに「イエス」と答えた結果、テロリストの疑いをかけられたり、アリソンとの関係がギクシャクしてしまったり……。
この映画が面白いのは、「イエス」と言うことの重要性を描きながらも、盲目的に受け入れることの危険性も教えてくれる点です。すべてを肯定するのではなく、バランスを取ることが大事なのだと気づかされます。
人生を楽しむために必要なのは「選択の自由」
最終的にカールは、「イエス」も「ノー」も自分で選び取ることが大切なのだと学びます。心から肯定できることに「イエス」と言い、必要なときには「ノー」と言える自分になることが、本当の意味での自由であり、人生を楽しむ秘訣なのです。
ジム・キャリーの天才的な表情演技やアクションはもちろん、脇を固めるキャストも魅力的です。特に親友ピーターを演じるブラッドリー・クーパーや、アリソン役のズーイー・デシャネルの存在感が光ります。
最後に
『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、笑いながらも深く考えさせられる作品です。人生に変化を求めるなら、まずは「イエス」と言うことから始めてみませんか? とはいえ、大切なのは「イエス」と「ノー」を自分で選び取ること。映画を観終わった後、あなたの選択にも少し変化が訪れるかもしれません。
この映画を観て、ぜひ「イエス」の力を体感してみてください!
作品情報
キャスト
- カール・アレン / ジム・キャリー
- アリソン / ズーイー・デシャネル